『やきものアーカイブ』
CERANIS(セラニス)は日本各地に点在する陶芸技術・技法の個性を差別化するためにあえて同じ大きさと形の器を全国の陶芸家に依頼して作ってもらい、産地や窯元の情報とともにアーカイブ化を行なっています。ウェブサイトで産地の情報を消費者に提供しながら商品の販売を行なっています。
均一な形の器を並べることで、各地の土の風合いや釉薬の技法の違いが顕著に現れます。また土地の風景をモチーフにしたデザインの器が多くあることにも気付かされます。企画開発に携わると同時に、ブランディングとコンセプトの視覚化のため映像制作と写真撮影を行いました。
(上記スチール写真:愛知県 常滑焼 山源陶苑 映像:山形県 青龍窯)
映像化の作業では山形県の青龍窯にアプローチをしました。初めはその作品の美しさに惹かれ取材を依頼しましたが、作家さんのお話を聞くうちに釉薬技法が豪雪地帯特有の雪景色から着想を得たものであることや作家さん自身の幼少期の経験などが作風に活かされていることがわかり、それらを映像で表現しました。
オフィシャルウェブサイトや展示場などで上映。
ceranis web site
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