『心地よい手ざわり』
のぞみペーパーは宮城県・南三陸で手すき和紙の生産と商品の制作をしています。
ウェブサイトやSNSに使用するための映像作品として制作いたしました。
宮城の地方紙河北新聞や牛乳パック、コーヒーのデガラシ、お祭りで使ったぼんぼりなど、廃棄されてしまうものを原料にして手漉きで紙を作っています。
紙の手触りは私たちが普段使っているサラサラツルツルの紙と違い、凹凸がありよく見ると素材の文字や絵柄の破片が見て取れる。一点ものの紙として鑑賞できる価値があるし、紙に刻まれた時間や時代、生活、人の営みを感じずにはいられません。
映像では制作工程だけでなく、その場に流れている時間や空気感をキャプチャーしました。
のぞみペーパーを運営するユーモラボは「 福祉とあそぶ 」をテーマに、デザイナーならではの視点で、社会と福祉の楽しく新しい関係を探っています。