『支援という意識の裏側にあるもの』
アフリカは今でも本当に貧しいのか…本当の豊かさを探して。
アフリカ南部の国・ザンビアの今と日本人の若者の旅の記録。
秋田大学医学生である宮地貴士はザンビアの僻地で医療ボランティアに従事しています。村から最寄りの病院まで歩いて3時間。ある日、妊婦が出産のためにその道のりを歩いている姿を見て村に診療所の建設を決意しました。現在は診療所の建設を指揮しながら現地の農業育成やまちづくり、観光など地域振興にも力を入れています。
彼の仕事は医療支援活動ですが、映像ではあえて彼の活動以外の部分に主軸を据えて撮影・編集を進めることにしました。なぜなら「支援」や「救済」という言葉・活動そのものは、非常に強いイメージをすでに発しています。宮地はなぜザンビアを選んだのか、またザンビアに魅せられているのか、彼の行為の源泉には何があるのを捉えるために、強いイメージを持つ言葉から一旦離れようと思ったのです。
そこから描写されたものは、原始を思わせる自然風景や音、原始的な生活様式、言語、習慣、食生活の数々…そのプリミティブな風景に豊かさを感じ、将来を見出している彼の視点でした。
Youtubeにて約10本配信予定。日本ロータリークラブ北秋田、能代の講演会、スピーカースライドとして上映。
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